Eclipse + LSL Plus のインストール

久しぶりに、Linden Scriptのプログラミングでもしてみようかと思い、開発環境をリニューアル。今までは、LSL Editorを使っていたのだが、1年前から更新が止まっている。SecondLife Wiki http://wiki.secondlife.com/wiki/LSL_Alternate_Editors/ja を見ると、

LSL PLus Eclipse Plugin

LSL Plus Eclipse pluginはEclipseで実行するLSL用編集/ユニットテスト環境です。FLOOS(Free/Libre Open Source Software)です。最新リリース(0.10.3 - 2009-03-06)では、マルチスクリプトの実行とソースレベルでのデバッグ(ブレーキングポイントの設定、コードを通してのシングルステップ、コールスタック上での変数試験、等)と、LSL IDEに共通して、独自な作りになっています。現在、シミュレートされた環境上(アバター、プリム、インベントリ、(制限された)物理、その他)でのマルチスクリプトの実行と、個々の制御、セットアップ/チアーダウンの正確なコントロールによる関数、実行環境上(インタラクトなスクリプト環境でのLL関数呼び出しのモッキングを内部サポート)での相互作用のテストをサポートしています。推奨されるコードをカット・ペースト要らずで再利用できるような、幾つかの付加的なコードマネジメント仕様もあります。

Eclipse IDEを用いる事により、あなたはCVSあるいはSubversionのような、タスク管理、一体化したサードパーティのバグトラッキングソフトウェアなど、一体化したソースコードコントロールシステムのような仕様を手に入れます。WindowsMacLinuxプラットフォーム上の開発をサポートしています。

と良さそうなうたい文句が書いてある。Eclipseは使ったことがなかったが挑戦してみるかと言うことで、インストールしてみた。
以下に、Windowsでのインストール方法を書いておく。

Eclipse3.4のインストール

Eclipse2009-11-05現在最新版は3.5系だが、LSL Plusが3.4系までしか対応していないようなので3.4系を使う。実際それがわからず最初3.5系をインストールしたのだが、LSL Plusがインストールできなかった(プラグイン配布サイトとして認識されない)。


Eclipse本家サイトで英語版+日本語言語パックをインストールする方法もあるようだが、私はEclipseを初めて使うので、楽そうなPleiadesパッケージを使った。情報はこのサイト
http://eclipsewiki.net/eclipse/ の、「サードパーティによるディストリビューションを利用したインストール」のページから。
ダウンロードは、このページ http://mergedoc.sourceforge.jp/ から、3.4 のボタンをクリックして、14種類あるどれかを選ぶ。他の言語の開発をしないなら、パッケージの一番少ない C/C++JREなし版がいいだろう。もし、JRE(Java Runtime Environment)をまだインストールしていなければJRE最新版をSunのページで先にインストールしておくか、JREあり版をダウンロードする。


ダウンロードしたら解凍だが、デスクトップなどに解凍すると、パスの長さが260文字を越えることがあるようなので、C:\ に解凍するといいかと。

解凍ソフトによっては、ファイル名と同名のフォルダを作ってその中に解凍するものもあるので、そういう場合は、ファイル名をa.zipとかにリネームしてから解凍する。私は上記サイトで×のついているLhaplusを使った。


.metadata.default と eclipse というフォルダが出来るので、そのままC:\に置くか、C:\usr など短めの名前のフォルダに移動させてインストール完了。

で、eclipseフォルダのeclipse.exeを起動すればOK。プロジェクトファイルを納めるworkspaceフォルダをeclipseフォルダと同じ階層(隣)に作るというダイアログが出るので、デフォルト指定をして進む。

LSL Plusプラグインのインストール

LSL PlusのDownload/Installのページ http://lslplus.sourceforge.net/installation.html に画像が載っているのでそれを見ながら LSL Plus をインストールする。

ソフトウェア更新画面のサイトの追加ボタンを押し、http://lslplus.sourceforge.net/update-sites/asia-jp を入れて、その下の、LslplusとLslplus_part_win32_x86にチェックしてインストールボタンを押す。

かなり時間はかかるが、インストールが完了すると、eclipseの再起動を求めるダイアログが出るので、「はい」と再起動して作業完了。

ローカルからのプラグインインストール方法

このネットワークインストールがうまくいかないときは、先にファイルをダウンロードしてローカルディスクからインストールすることになる。
このページ http://sourceforge.net/projects/lslplus/files/lslplus/ から最新版(2009-11-05時点では slplus-release-0.10.3.zip )をダウンロードして、適当なフォルダに解凍する。


ソフトウェア更新画面のサイトの追加の所で、URLを入れる代わりにローカルボタンを押し、さっき解凍したフォルダの中の update-site フォルダを指定する。後は同じ。