R-1グランプリ

意外に例年になく面白かった。


優勝の中山功太は、新しい手法?を編み出したのかも。勝手に名付けると、「ひとり逆時間差突っ込み」。
ボケ+突っ込みというパターンでもないのだが、突っ込み相当のセリフを先に言ってから、後でそのネタとなるボケ相当のセリフを言う。しかも数秒おいて。このために、観客は「この突っ込みになる元のセリフはなんだ?」というクイズを出された状態になる。大笑いはしなかったが、面白かった。


サイクロンZも、ある意味、似たパターン。歌の歌詞をもじった振りを付けるという訳だが、これも順番を逆転して見せている*1ため、以前長井秀和が似たことをやってたんだが、それよりずっと面白くなっている。


偶然ではないと思うので、どちらかが先にやっていてそれをヒントにしたのか?あるいはまた別のオリジナルの芸人がいるのか?


「逆時間差突っ込み」を漫才に応用できないかとも思うが、今受けるテンポの速い漫才だと無理か。


それはそれとして、一番笑ったのはバカリズム。「持つとしたらこう」って実生活でもやってみたいけど、機会がないわなあ。

*1:先に何の曲か伏せて歌詞を元にした振りを見せ、後で元の歌詞を歌いながら同じ振りをする