「義経」「見るべきほどのことはすべて見た」
前に書いたが、阿部寛のファンである。今日が壇ノ浦の回で、阿部寛が演じた平知盛も上記の言葉を叫んで海に沈んだ。今回の平清盛の子供たちの中では一番まっとうな人物として描かれている。妻・明子との別れのシーンでは最後に「明子殿…」と言葉を交わして欲しかったなと(夏川結衣も好きなので)思った。一昨年の「武蔵」の祇園藤次役に続いて、主人公の中盤でのライバルとしていい役だった。
さて、問題は安徳天皇が守貞親王として生き残ったという設定。まあ、可能性としては義経がチンギス・ハーンになったという伝説よりは無いではないと思うけど。これが本当なら、もし四条天皇が夭折せず子孫が続いていれば清盛の血を引く天皇家が今まで続いていたかもしれないことになる。
で、去年「近藤勇や土方歳三が坂本龍馬や桂小五郎と知己であった」という設定に文句を言った人たちは、やっぱりこの入れ替わりに文句を言うのかな?まあ、今回の話は「義経」なんで、もう守貞親王は出てこないだろうから気にしないかな。