入試で数学受験を選択した人のほうが年収が多い

今週のトリビアの泉でやってました。京都大学経済学部教授の調査。ただ、調査母集団が経済学部というのがどんなものか。
でも、数学が選択性となっている学部って、経済学部くらいなのかな。と思ってウェブで調べてみると、京都大学の場合、現在は、経済学部だけでなく法学部や文学部も数学必須ですね。数学が選択だった過去のある年代の京大経済学部だけだと、調査対象の数千人という人数に合わないので、京都大学以外の経済学部も含めてと思われる。学部を限定するとなるとやはり経済学部が適当なんでしょうね。学部を限定しないと、文学部とか医学部とかの違いで差が出そうだし。

解説では「論理的思考が出来る」という説明だった。確かに「論理的思考」の出来ない人とは一緒に仕事したくない。ただ、「論理的思考が出来る」と「受験で数学選択」との相関は自明なのか?「論理的思考」が出来れば「数学が得意」だとは思うけど、それより得意な科目があればそっちを選ぶだろう。まあでも経済学部なら入学してから数学が必要なんでやっぱり「数学選択」するのかな。よくわからん。素直に、「数学が得意な人の方が年収が多い」じゃだめなの?ああ、得意・不得意の客観判断が面倒か。「論理的思考が出来る人のほうが年収が多い」ならなおさら面倒。


別の調査として、国語と数学の成績がどちらがよかったほうが年収が多いかという調査も面白いのではないか。まともな日本語をしゃべれない・書けない人とも仕事をしたくない。

私は確か、世界史>物理化学>国語>数学>英語だったかな。理系とは思えない順序だ。

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