Ruby1.9を勘違いしていた

ご存じの通り、Ruby1.9がリリースされています。まだインストールはしてないのですが、「まつもと×笹田、Ruby 1.9を語る − @IT」を読んで、1.9の位置づけについて自分が大いに勘違いしていたことに気づく。1.9は安定バージョンを目指した訳じゃなくて、あくまで開発バージョンのままなのですね。うむ、しかし前回1.7の時ってこういう形でのリリースってあったんでしたっけ?って、調べろと言われそうだけど。


私が思っていたのは以下の通り。

  1. Matzさんはまだ色々やりたいことがある
  2. しかし、それではYARVがいつまでもリリースできない
  3. そこで、現状の1.9の仕様を一旦固めてそれをRuby1系の最終安定版として公開する
  4. で、Matzさんの残りのやりたいことは全部Ruby2で実現する
  5. つまり、偶数は安定版(1.8.xでは大きな変更をしない)、奇数は開発版(仕様はころころ非互換で変わり得る)という原則を曲げて、1.9.xではもう非互換な仕様変更はしない


うーむ、1.9.xでも仕様はまだまだこれからどんどん変わるのでしょうか?それとも、私の「安定版」「開発版」の理解が間違っていて、仕様ボラティリティーじゃなくて、単に品質の高低の問題?