「青少年ネット規制法」を前向きに

成立してしまったわけだが、政府が規制しない法律となったことで、結果として悪くないのではないか。これをきっかけに、複数の(まともな)フィルタリング会社が出来ることを期待。複数のポリシーで競い合い、親が自分の望むフィルター会社を利用できるようになればいい。

まかり間違って、携帯事業者やプロバイダが特定のフィルタリング会社とだけ契約して「ある接続業者を利用する限り、このフィルター会社を利用せざるを得ない」ようになると親には選択肢がないわけで、その会社のポリシーと自分のポリシーが合わない場合には「フィルターを利用しない」という選択をせざるを得ない。こういう事態にはならないで欲しいものだ。


しかし、現状ではまともなフィルタリング業者は存在しないわけで(一番近いのは i-フィルター?)、今後まともな複数の会社が出てくるのは、かなり期待薄。
しかも、まともにやるにはかなりのコストがかかるはずで、それを親が負担するのか?あるいは子供のいない人も含めた携帯やプロバイダユーザーが薄く負担するのか?そのあたりも不明瞭。将来への投資という意味で税金の投入を考えてもいいと思うが、財源がないとか言って無理なんだろうな。


あ、べつに複数の会社じゃなくても、1社でも複数のポリシーをサポートすればいいのか。それなら効率的ではあるが、独占になって安くならなかったりして。


読み返すと練れてないなあ。