首相には広報担当専任秘書官が必要

「政治的な立場の偏った映画は、あまり見たいとは思わないね」
まあ、彼個人の好みはどうでもいいのだが、年金法案で委員会質疑を途中で打ち切って採決した与党党首である首相としての発言としてみれば、“自分と対立する人の意見は聞きたくない”という一般的な意思表明と受け取られても仕方ない。
私はいわゆる無党派で、自民党に投票したことも共産党に投票したことも、もちろん民主党や旧社会党に投票したこともあり、小泉ファンでもないのだが、「人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ」といい、わが国の首相の発言が“国民に与える印象を何も考えずに”行われているということは、一国民として恥ずかしい・何とかしてもらいたいと思っている。いい意味でパフォーマンスして欲しい。

首相は、アメリカで大人気のドラマ「ザ・ホワイトハウス」を見たことがあるだろうか?それとも「民主党大統領のドラマなど見たいとは思わない」のだろうか?大統領のしゃべる言葉一つ一つに熟考を重ねている広報部スタッフ達の姿を是非見て欲しいものだ。

ところで「ザ・ホワイトハウス(The West Wing)」、NHKへのファンの陳情が実って、9月から第2シーズンの再放送、10月からいよいよ第3シーズンの放送だが、韓国ドラマに地上波枠を取られていずれもBSでの放送である。それまでにBSアンテナ立てなければ。

(韓国ドラマに他意は無い。実は「冬のソナタ」も見ていることは他のTWWファンには内緒だ)