家族がウィルコムPHSを使っているので、今月からできた「ウィルコム定額プラン」を検討した。うたい文句は、メールとPHSへの通話が無料。利用状況を見ると今より安くなりそうである。しかし、料金表を良く見ると無料になるメールと無料で無いメールがある。
分類すると、
(0)センターを経由しないPHS宛の直送メール | →無料 |
(1)AIR EDGEセンター経由のEメール | →無料 |
(2)H゛センター経由のエッジeメール(パケット方式) | →無料 |
(3)H゛センター経由のEメール(PIAFS方式) | →有料 |
つまりPHS内部の直送メールを除いた、外部に送れる3種のEメールのうち、AIR EDGE機でなく、エッジeメールにも対応していない端末機つまり、現行でないH゛機だと、無料にならないPIAFS方式のEメールしか使えないのだ。
うたい文句の、「メール無料」の表示には「端末機によっては無料にならないことがあります」とはどこにも書いてない*1。わずか2,3年前の端末機はもう気にもしていないということだ。
結局うちのは2年前くらいのモデルで、PIAFS方式のEメールしか使えないことを確認して、プラン切り替えは止めた。メールが無料にならないのなら基本料金高いだけ。また、現在標準コースだったのだが、今回料金をチェックしてみると、スーパーパックSの無料範囲にほぼおさまることがわかったので、とりあえず来月からスーパーパックSにして様子を見ることにする。端末機を買い換えても元が取れそうなら定額プランもありだが、おそらく現状でスーパーパックSが最安と思われる。
個人ではPHS相手の音声通話が少ないのでこんな状況だけど、法人には受けるだろうな。あと個人でも特定の人との通話が多い人か。
中小企業だと、内線電話網を廃止して、全社員がウィルコム定額プラン機(2200円/月)を持って、内線代わりに使う。外部へのメールも無料だし。あ、でも内線転送できない。
*1:問い合わせたからだろうか、後日、“あなたの電話機ではメールが無料になりません”との手紙が届いた。一応対応はちゃんとしているようだ