chownのピリオドとコロン

今まで、当然のように chown user.group filename とやっていたが、ふと気づくと、あちこちで見るサンプルはユーザとグループをピリオドでなくコロンで区切っているケースばかりだ。


Linuxでman chownしてみると、コロンになっている。
ちょっと「The FreeBSD Project」で調べてみると、FreeBSDNetBSDでもコロンになっている。主要どころを見てみると、SunOS4.1.3ではピリオドだ。おそらく私がピリオドを使っているのはSunOS4由来と思われる。古きを訪ねると、4.4BSD liteがコロン、4.3BSD Renoがピリオド、4.3BSD NET/2がまたコロン。さらに古いと2BSDではピリオド。ほかにピリオドなのは、ULTRIX。


どうしてニ流派が生じたのだろうか?
二流派といっても現在ではピリオド派は滅びてコロン派ばかりだが。