歴史は眠らない「陪審制15年の挫折」

戦前の一時期、陪審制があったことは報道されているが、「日本に合わずに短期間で消えていった」というトーンで紹介されている。


が、

裁判官が陪審員の決定に不服の時は別の陪審員を選んでやり直せる

は、大日本帝国憲法との整合性を取る必要性上いいとしても、

被告人は陪審裁判か裁判官による裁判か選べる
陪審裁判を選ぶと控訴できない

だと、よほど特殊な事件でもない限り、誰も陪審裁判を選ばないよねえ。事実、昭和13年以降は年間5件未満。


なぜこういうことがちゃんと報道されないのか?あ、今回NHKでされたのか。