「ホームドラマ」が終わりましたが

なんか変なタイトルでしたが、「ホームドラマ」結構面白かった。実際にあった話をもとにしているらしい。
海外旅行中にバス事故で家族を失って一人になった人たちが、一緒に生活して擬似家族を作るという話である。関係者九人だし、一回目の最後で堂本の家に一人来たので、一回に一人ずつが参加していく話かなと思っていたら違って、二回目でユースケサンタマリアと、添乗員の妻である紺野まひる以外が全員集まり、四回目には全員揃ってしまった。

子供たちは3人はみんな何らかのトラウマを抱えてしまっている。両親の言うことを聞かずバスの中でもゲームばかりしていた小学生の男の子は自分が言うことを聞かなかったために親が死んだと思い、ゲームをしなくなってしまう。中学生の男の子は父親から勧められたチョコバーを食べなかったので事故後はひたすらチョコバーを食べまくる。バスに乗れなくなり、雨でも自転車で通学する高校生の女の子。

あとは、酒井若菜いしだあゆみ、久しぶりに見た田村高廣、皆を呼び集めた堂本剛
田村さんが、若者言葉を覚えて使いたがるいいおじいちゃん。その田村に「うざい」と言われた堂本の「うざさ」がこのドラマのいいところであり、それを本当に「うざい」と思う人は観るのがつらいかもしれない。

井上真央って初めて見たけど「キッズウォー」という連作ドラマで有名だったらしい。紺野まひるも初めて見たけど、硬い人に見せながら酔うと関西弁で暴言を吐くというおいしい役どころ。酒井若菜も「14ヶ月」に続いてシリアスな役で、何でも出来る人だなあと再度認識。これが木更津キャッツの「モー子」とは思えない。

家族を持って思うのは家族を失うと本当につらいだろうなという恐れ。