Open Source Conference 2009 Tokyo/Spring で、Ruby 1.9の話を聞く。
いままでリリース作業をしていたまつもとさんに代わって、Yuguiさんがリリースマネージャをするようになり、
・リリース前の凍結期間が設けられた
・Redmineでちゃんとチケット管理をしている
って、「いままでしてなかったんかい!」と一人ツッコミされてました(ささださん)。
移行に当たっては、やはりM17Nによる変更点が引っかかるらしい。Railsも動くようになってきたが、アメリカの人は多バイト言語に関心無いので、全部こっちで直さないといけないとのこと。彼らが関心無いのは、日本人がサマータイムに関心無いようなもので、しょうがないとのこと。なるほど。確かに、タイムゾーンへの関心はアメリカ人の方が高いだろうね。
分野によってはM17Nが嬉しいことはあるんだろうけど、ほとんどのケースはi18nで十分な気がするが、やはりRubyとしてはM17Nに挑まないといけなかったのか。
ところで、マジックコメントって・・・ASCII以外を使うとき書くのが必須なら、コメントじゃなくて、pragma予約語とかを導入した方が良かったと思うんだけど、どうしてコメントに落ち着いたんでしょうね。。。と思ったけど、新規予約語入れると1.8で動かないかorz
↓この本、「フラ本」とかで、1.9を使う人にお勧めだそうです。会場で一割引で買った。Ruby自体の解説書を買ったのは初めてかな?
プログラミング言語 Ruby | |
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まつもとゆきひろ, DavidFlanagan | |
オライリージャパン | |
¥3,990 |
それはそれとして、私の理解している L10N i18n M17N を書いておくので間違いがあれば指摘求む。
・Localization 英語以外に他の一言語および地域に適合するソフト
・Internationalization 複数のLocalizationを(プログラム変更無しで)設定変更やオプション指定で切り替えられるソフト
・Multilingualization 同時に/一文書の中で、英語以外に複数の言語・地域を扱えるソフト