WMP10からWMP9に戻す

約1ヶ月前頃WindowsMediaPlayerのver10が出たのでアップデートした。随分外見が変わっているのはさておき、「デバイスへの転送」が「デバイスとの同期」に変わっているのは今風か。しかも、デバイスへの転送時にレート変換する場合、ver9だと変換してから転送だったのがver10だと変換と転送が並行して出来るようになっており、ごくわずかだが時間短縮が図れる。

しかし、困ったことに転送時変換の最低レートが64Kbpsになってしまっている。ver9だと最低レートが32Kbpsで今まで48Kbpsで使っていたので(カセット時代を思えばこれくらいで十分)今までよりデバイスに入る容量が減ってしまう。
48Kbpsだと64MBにアルバム3枚半近く入っていたのに、64Kbpsだと2枚半位しか入らない。しょうがないので、バージョンを戻すことにした。ちょっと心配だったが、コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」からちゃんとver9に戻すことが出来た。

あと、可変ビットレートでのCDからの録音時にもver10の方がビットレートが高くなるようだ。それぞれ128Kbpsを含んだレートで設定した場合、ver9だと128Kbpsを上回ったり下回ったりだが、ver10で数枚録音したところいずれも128Kbps以上となった。いずれの仕様変更も音質重視のためなんだろうけど思い込みで勝手に決められてもなあ。少なくとも選択の幅が狭まるのは困る。