重くなったMcAfee

McAfeeのウィルススキャンを数年使っている。McAfeeはウィルスパターンだけじゃなくてプログラムも更新するので、「200x年版」というのに自動更新される。で、最近、「2007ウィルススキャンプラス」に更新され、パーソナルファイアーウォールの機能も付いた。また、ウィルススキャンにはアンチスパイウェア、システムガード(システムに加えられる変更にアラートを出す)の機能も付いた。


で、良くなったかというと、悪くなった

  1. 重い。タスクマネージャを見ているとmcで始まるプロセスがかなり増えている。また、mcshieldがCPU使用上位に来ることが多くなった。体感としても重くなった。
  2. メール受信が重い遅い。これも重いの一種だが、emproxyというプロセスがCPUを使い放題で、30〜90%くらい食っている。
  3. セキュリティーセンターが重い。セキュリティーセンターと思われるmcshellというプロセスがひどい時には40%くらいCPUを食っている。トレイアイコンをクリックしてからの起動も、別ソフトかと思うくらい遅くなった。
  4. リアルタイムスキャンのオフ/オン切り替えが面倒になった。パッチ適用やソフトインストール、大量コピーの時にはリアルタイムスキャンを切るのが常道だが、今まではトレイアイコン右クリックから簡単にオフ/オンできたのが、上述のように重いセキュリティーセンターを起動してさらに4クリックぐらいしないと切り替わらない。その代わり、オフにすると「n分後にオンに戻す」という機能が使えるので戻し忘れは防げる。


大手3位であるMcAfeeの最大の特徴が、「軽い」ことだったが、そのメリットが完全に失われ、「機能は豊富だけど重い」という競争に突入してしまった。


ちょうどライセンスが11月中旬に切れるのだが、虫のしらせか、今回は自動更新をやめた。これが大正解。しかし、乗り換え先は何にしよう?どうせ役に立たないのだからこの際、アンチウィルスソフトを止めるか。自分用は止めるとしても、来年子供用に買ってあげるPCには入れておきたい。さて、何がいいのか。ウィルスバスターも重いと聞いた。リスク覚悟でマイナー路線に走るか?でも子供用なんでメジャー製品にしておきたいという思いもある。識者のアドバイス求む!